心機一転、新しい季節がスタートしました。
就職や進学、または新生活などで引っ越しやお部屋の模様替えをした方もいらっしゃるのではないでしょうか。カーテンや家具を新調したり新しく食器を揃えたりと、新しい環境づくりが楽しくなってきますね。
今回は、そんな新しい環境に遊び心を加えることで、おうちを「自分らしい」美術館に変えるアイデアをご紹介します。


■「見せる」デッドスペース

すっきりとした部屋作りに、デッドスペースを使った収納アイデアは欠かせません。
ですが、あえてそのスペースに板や台を置いて、置物やフィギュアなどを並べるディスプレイエリアに変えてはいかがでしょうか。
使わなくなったコップにドライフラワーをさしたり、ビーズを詰めて飾るだけでも素敵な作品になります。フェイクの観葉植物に飾り付けするのもおしゃれですね。

■天井からの立体ガーランドで空間に彩りと動きを

部屋の天井から麻紐やリボンをゆるく垂らしたものや吊るしたものに、小さな写真やイラストを通しましょう。
モビールのように素材を棒（竹串くらいの太さ）で支えながら紐で吊るすと、窓からの風やエアコンの風で揺れる動きを楽しめます。
夏場は涼しげなクリアカラーの素材を、冬場は毛糸で作ったリボンやファーなどを吊るせば雰囲気が増しますね。
以前ご紹介したはっぱのガーランドもおすすめです。

■壁こそメインの展示スペースに

壁掛け時計やカレンダーを吊るすだけで終わりがちな壁面こそ、作品を飾るのに最適なスペースです。
100均や雑貨屋などで売られている額縁に、お気に入りの写真やイラストを入れて部屋を楽しく演出しましょう。好みの額縁が見つからなかった際は木目調や大理石柄のマスキングテープで作品の四辺を囲んでもいいですね。
また、表面カバー（ガラスやアクリル板の部分）を外して立体的にアクセサリーを飾ったり、お子さんがいらっしゃる方はサイズアウトした服や靴下を飾るのも素敵です。

※「賃貸で壁に穴を空けられない…」という方には、繰り返し使える練り消し状の粘着剤や貼ってはがせる粘着テープなどをご提案します。
そのほかにも額縁のサイズに合わせて壁にマスキングテープを貼り、その上から強めの両面テープを貼ることで、壁に「マスキングテープ越しに額縁を接着する」方法もあるので、額の重さや壁の材質と相談しつつ、最適な方法を選びましょう。

いかがでしょうか。
おうち美術館の良いところは思いついたタイミングで作品をリニューアルできるところです。
気分に合わせていつでも自分らしく、楽しい空間を作りたいですね。